無念

解雇されるまでもなく、アイドルとしては再起不能な事態を自ら招いてしまったあいぼん。放り出されても仕方がない。
１年間お母さんといっしょに暮らしていても回復しなかった心を、他人である事務所の人間に救えるはずもない。
そうなんだけど、仕方がないんだけど、それでももう一度、もう一度だけ、あいぼんを守ってほしかったです。

公式発表の「管理責任を痛感しています」という言葉と、「契約解除」という言葉が結びつけられず、考え込んでしまいました。
責任を感じているのに、放り出すのか。どんなに時間がかかっても立ち直らせます、と言ってくれたら、「責任を痛感している」と思えたかもしれないけど。代表責任者の公式声明なのに、ずいぶんお粗末な文章ですね。
それはともかく。
ちゃんとあいぼんのことを見ていてくれたのなら、喫煙は表層的なことで、根底には心の問題があるということに、事務所の誰かも気づいたはずです。
あいぼんには家庭的な問題もあったのかもしれないけど、みんな小さいときから特殊な環境で闘っているんだから、多かれ少なかれ闇をかかえている、のかもしれない。小春ちゃんや光井さんは大丈夫かな。寂しい思いしないで、元気に楽しくやってるのかな。
いままで散々楽しませてもらってきたあれこれは、小さい子たちの心の犠牲を伴っていた、かもしれないと思うとつらいです。
ハローが夢を与えるエンターテインメントなら、まず本人たちが、夢をもって頑張れる環境をつくってほしいです。ヲタは、そのおこぼれをもらえればいいです。