ライプツアー@横浜BLITZ

copanda2007-09-30

幸運にも、ふつーにファミリーチケを確保できた横浜公演、夜の回に行ってきました。いつもの雪ぐまたん、さるもたんと参戦です。
夏のサーキットには全然行っていないので、久々の℃-uteの歌現場でした。
ちょっと見ないあいだに、って夏ハロでも見てるし運動会でも見ているけど、みんな大人っぽくなってて驚きます。
大人っぽくなったのは姿だけじゃなく、歌もダンスもぐんぐん成長していて目を見張ります。
歌唱の実力はひとり飛び抜けているわけですが、仮に2番目以降の上手な人、あるいは好みの歌声の人の並べてみるとすると、3か月もあれば順番が入れ替わりそうな、それほどの成長ぶりだと、今日のライブで思いました。
セットリストの詳細レポは、楽宴にまったく同感な意見が上がっています。MCを含めとっても上手にまとめていらっしゃる方が3人いるのでそちらをご覧ください(手抜き)。

歌えなかった矢島さん

会場へ向かう途中、昼の部を見終わったロバたん、モル美たんからの報告で、矢島さんが声が出なくなって、アンコールに出て来なかったと聞いてびっくり。
ということで、夜の部では、矢島さんの歌はすべて音源でした。こういうときのために、全員分音源をとってあるんでしょうか。
最初のMCで、「昼の回で張り切りすぎて声が出なくなってしまいましたが、パフォーマンスでがんばります」と、可哀想な擦れた声で自己申告しました。
このコメントはとても良かったと思います。なにも言わずに口パクで進めるより、「歌えないけどパフォーマンスでがんばります」と明言してくれたことで、パクパクを受け入れられるというものです。ま、双眼鏡を使わない後方の観客には口パクとは分からないと思いますが、正直な申告がいいですね。
声だけ潰してしまったのか、体調そのものも悪いのかは報告がありませんでしたが、踊りはいつもと遜色はありませんでした。笑顔も満開。
「夏DOKI」のソロもセットリストの変更はありませんでした。間奏のダンスは前と振りが少し変わっているように思いましたが、懸命に踊っていました。でも贔屓筋としてあえて言うと、懸命に踊れば踊るほど、エアロビのコンクールみたいな感じがします。いまはこの必死さが矢島さんの最大の魅力ですが、何年後かには、情感のある踊り方ができるようになったらいいなぁ、と。
矢島さんにとって、今日は試練の1日でしたね。でも、2曲目から既に、胸元に滝の汗が光っている姿は、いつも以上に美しかったです。

ダンサーなっきぃ

もうね、ダンスは断然なっきぃです。めぐがいなくなってからは、ダンスの基礎力は横並びで、アクションの大きい必死系矢島さんと、くねくね力のニュアンス系あいりーんが目を引きましたが、ここにきて、なっきぃの地道な努力が目に見える形で表れてきました。
きっと、ごとーさんや石川さんのダンスも研究して、自分でもいっぱい踊って、ここまで出来るようになったんだろうなあ。
矢島さんご贔屓のコパンダでさえ、自然となっきぃの踊りっぷりに目が行ってしまいます。だって、すんごくセクシーなんだもん。そんなに誘わないでなっきぃ
梅さんのダンスもひと味違いました。いままでもなんでも上手にできる人でしたが、ライブやらなにやらで基礎体力が付いたのか、体の芯がしっかりした感じで、パワフルなダンスになったなと思いました。上手にできる人に迫力が備わったので今後も楽しみです。

MCコント2つ

矢島さんとまいまいによる「放課後寸劇」。
ぶっきらぼうな体育会系矢島さんと、舌足らずな悩み多き文科系まいまいの放課後の会話。
憧れの軽音楽部の東川先輩の件で、ため息をつくまいまい。
(矢島)<どうしたの、深呼吸ばっかりして。
(萩原)<ちがうよ、溜め息ついてんの!
(矢島)<で、その柳沢監督がどうしたの?
(萩原)<違うよ、東川! 東川と柳沢、全然違うじゃん。しかも、監督って何よ?
(矢島)<え、監督の意味、知らないの?
天然にはかなわないと諦めて、アイスクリームを食べにいく道々。
(萩原)<東川先輩、彼女ができたらしいの。
(矢島)<あ・・・それ、私。
(萩原&ヲタ)<えぇぇぇぇぇぇ!
(矢島)<うそ。
(ヲタ)<(安堵)
で、オフ(舞台袖)で、
(矢島)<アイスクリーム食べたあと、どこで走るの?
(萩原)<走んないよ!
ものの3分くらいの寸劇でしたが、20分くらいあっても、ずっと笑ってたかも。
まいまいの、強調したい言葉がひっくり返る個性的発語と、一本調子な矢島さんのせりふの緩急が程よく、よいコントでした。
もう1こ、場内を爆笑の渦に陥れたのが、梅さんのコント風MC「モーニング娘。10年祝い隊・テンションあげ子」。
不条理なしゃべりっぷりが絶妙でした。梅さん開眼の瞬間。
「あぁたたち(あなたたち)」の言い回しだけでお腹痛かったですが、本日のキーワードもセンス良くって面白い。これまで「使ったタオル」「そちらはどちら」「いたって健康」などがあったそうですが、今日の夜の部は「そちらはどちら」と「浜っ子最高」でした。
これは言い方が面白いので、詳細はDVDでお楽しみください。

Buono!

初めて生で見たBuono!
さすがに歌える人たちなので、ユニゾンも厚みがあります。
ひたすら楽しげな素朴な鈴木さんと、ヲタへの配慮が行き届いた嗣永プロと、うちに秘めた悩みを表に出すまいとポーカーフェイスな夏焼さん(想像)。雪ぐまたんだったかさるもたんだったかが、夏焼さんは反抗期なんじゃないかと言っていましたが、まさにそんな感じ。
3人で少々喋って、1曲歌って、アンコールの「大きな愛」の最後のとこでちょこっと合流した嗣永プロと夏焼さん。この日のチケは、Buono!出演で高騰して、8万円っていうのをオクで見かけましたが、ベリヲタの方は満足して帰ったのでしょうか。心配です。

ハプニング続出

リーダーの声が出なくなる、という事態に動揺したのか、ハプニングの多いライブでした。
ステージ中央に戻らなきゃいけないのに、上手の高い所でひとり歌い続けちゃったまいまいとか、誰だったら袖からの出が遅れてリーダーが心配して後戻りしちゃったとか。
最大のハプニングが、最後の感想のMCでやらかしちゃった梅さん。
一人ずつ今日の感想を言ってからラストの「わっきゃない」に行かなきゃいけなかったのに、梅さんがMCを吹っ飛ばして曲紹介しちゃった。そしたらイントロがどーんと出ちゃったので、他のメンバーがオロオロキョロキョロ。踊り出してから気づいた梅さんはもっとオロオロ。
んで、曲が終わってすかさず梅さんが、「今日の感想言います!梅田から言います!」と、見事に帳尻を合わせました。めでたしめでたし、かと思いきや、曲が終わったところで、のんきな鈴木さんだけは「℃-uteでした〜」をやろうとして「キュ〜」と言っていましたw あー面白かった。
2階席にムービーのカメラが入っていましたが、今日のがDVDになるのかな。ならないだろうなぁ。矢島さん歌ってないし、ハプニング多すぎだしね。特典映像用のBuono!部分だけ使われるのかな。DVDは東京公演かな。
あ、あと、2階席最前に可愛くしてるギャル集団がいました。振りコピとかしちゃって楽しそうで、終演後にトイレで一緒になって聞き耳立てたら、「ちょー楽しいー。舞美の腹筋、すごーい」とか言ってました。ただのヲタじゃないよね、タレントの卵さんたちかな、と思っていたら、観察鋭い雪ぐまたんが、矢島さんたちの学校のお友だちなんじゃないかと言っていました。そうに違いない。