初日観劇〜

copanda2006-08-01

リボンの騎士」初日、行ってきましたよ〜。
楽しかったぁ〜。
なんてったって、よっすぃ〜が、そりゃもう、うぇ〜ん(泣
以下、盛大にネタバレです。ご注意ください。

よっすぃ〜の歌

まずはやっぱり、この話題から。
よっすぃ〜の成長は、もうねぇ、すごいよ。期待以上だったもんだから、コパンダはもうホクホクです。よっすぃ〜から、でっかいプレゼントをもらったみたいで、吉ヲタコパンダは喜びでいっぱいです。
だってさぁ、CDよりずっと上手になっているんです。本番の生歌で、CDみたいにきれいな声が出るかな、なんて心配しててごめんね。
レコーディングした時より、声量が格段に増してるし、高音がもっときれいになってるし、ビブラートは繊細になってるんです。CDよりもずっと安定している、ということは、短期間に急激に上達した証です。すごいよ、よっすぃ〜
なにより、これまで出したことのない、素晴らしくいい声が出ているという喜びで、よっすぃ〜自身が輝いています。
きっとよっすぃ〜は、前よりも歌うことが好きになったに違いありません。
よっすぃ〜の声が大好きだけど、歌はもうちょっとがんばれ、と思っていたコパンダのようなヲタにとっては、いよいよその日がやってきた、という記念の瞬間でした。やったー!
ミュに参戦しようかどうか迷っている吉ヲタのみなさん、ぜひ見てください。無理しても見てください。お金がなければ、5000円の席でも充分です。姿は遠くても、歌声はちゃんと聴けます。「リボン」のCDでは聴けない見事な歌声が聴けます。

梨華ちゃんの王子様

梨華ちゃんの大健闘にも大感激。
梨華ちゃん王子、可愛い〜、ゴージャス。
やっぱりこのお方は、華がありますねぇ。全身からエネルギーがメラメラ。瞳の中に星がキラキラ。なんで梨華ちゃんの黒眼には、こんなにキャッチライトがわんさか入ってしまうんでしょう。比喩じゃなく、瞳も全身もキラキラしてるんだよね。
低音で盛大に喉を開いた歌声も、いいよ〜。
棒読みだと本人が気にしていたせりふも、「あれっ? そういえば、棒読みじゃないな」と途中で気づいた程、棒読みじゃありませんでした。
梨華ヲタのみなさまも、必死になって間違いなし!!! 

その願い、叶えよぉー

美貴様の魔女ヘケートは、はまり役。
出番は少ないものの、物語の鍵を握る役どころなので、重要な場面が多く見応え充分。常に、いちばん高いところから物申す美貴様が、またいいんだな。
ミキヲタのみなさんも、いいもの見られますよ〜。

「大臣の願い〜魔女」

最初に絶賛したよっすぃ〜のみごとな歌とは、ここのことです。1幕終盤の8場。
前半のよっすぃ〜のソロ部分も、情感があって聴き惚れますが、美貴様が登場してからのふたりの掛け合いも、圧巻です。
ど迫力ボイスで先を歌う美貴様を、よっすぃ〜が全然引けを取らず上パートで追っかけていきます。
吉ヲタならずとも、1幕の圧巻はここだ、と言ってくれるんじゃないだろうか。

黄金のトライアングル

主役はもちろん愛ちゃん(当然、いちばん出番が多い)。
で、それに匹敵するのが、フランツと大臣と魔女。
2幕の6場(たぶん)で、下手寄りによっすぃ〜、上手寄りに梨華ちゃん、大階段の上にミキティ、というゴールデンなトライアングルが発生します。たいへん美しい三角形なので、気にして見てみてください。
ちなみに、その三角形の真ん中では、マルちゃんが熱演中です。

可能性の小春

きらりちゃんのアフレコも上手ですが、小春ちゃんのすっとぼけた芝居は、なんか好き。
演技なのか素なのか、さっぱり分かりませんが面白いです。
クールでかっこいいよっすぃ〜大臣が、小春ちゃんに翻弄されている様は、けっこう愉快です。
ラストで、小春ちゃんをうしろからハグしようとしたよっすぃ〜が、プィッてされて悲しそうな顔をするのが、少々萌えました。

よっすぃ〜のいたずら

サファイアが、男の子と女の子の魂を持ってしまったのは、よっすぃ〜のいたずらのせいだったのね。知らんかった。
よっすぃ〜のいたずらのせいで物語が混乱していく、というシェイクスピアの「夏の夜の夢」みたいな手法で、物語が始まります。

大階段

宝塚のフィナーレみたいな、電飾つきの大階段が、メインの装置です。
14段くらいプラス、その上に3、4段の急階段。
1段の幅が狭いので、踏みはずして怪我をしないか、とても心配です。

コマ名物の盆

盆は、外盆と芯盆の2種類を使っています。
特に、ガキさんが外盆を使って登場するシーンは見どころ。2幕2場の「戦いのとき」で、下手側から回ってくるのですが、セリに乗って回りながらセリ上がってきます。ガキさん、かっけー。
芯盆は、ミキティエビちゃんが使用。大階段のいちばん高いところから、ぐるっと回って出てきます。

フィナーレ

2幕エピローグのあとに歌コーナーがあります。
娘は「ラブマ」「Ambitious!」「わたしがついてる。」の3曲、美勇伝ちゃんは「紫陽花」です。
ところが、これが・・・。
衣裳は、記者発表時の燕尾服。
娘さんたちは、宝塚の人たちがフィナーレで使う羽根扇を両手に持って、ひらひら踊ります。
美勇伝ちゃんは、黒いイスを1人1脚使って、足開いたりうしろ向きに座ったり、大人の動きw
振付けは双方とも、いつものじゃなくて、新しく振付けされた宝塚的踊りです。
アイディアとてしては面白いと思うけど、ハロメンはみんなもっと踊れるんだからさぁ、どうせやるなら、もっと面白い振付けにしてよー。
なんか、16ビートの曲を2ビートで踊ってるみたいで、体に悪そう。
しかし、電飾キラキラの大階段を背にして、燕尾服で踊るよっすぃ〜は、似合いすぎ。どうせなら、よっすぃ〜にだけでも、でっかい羽根を背負わせてくれればいいのに。
本編でこれだけみんながんばったんだから、歌コーナーごとなくてもいい、とも思いますが、やるんだったらいっそのこと、マルちゃんとエビちゃんに、ハローの歌をかわゆく歌ってもらったりしたほうが、コパンダは喜びます。

肝心のサファイア

愛ちゃんはがんばっています。
が、愛ちゃんのがんばりについては、もう何回か見てから、触れてみたいと思います。
期待してるよー、愛ちゃん。

初回雑感

上手袖からとことこと出てきて、センターで正面向いてしゃべって、とことこと下手にハケる、という現代演劇の舞台ではほとんど今はもう誰もやっていないようなヅカっぽい演出や、説明ぜりふが多出する台本には、いろいろズッコケさせられましたが・・・、
このミュに関しまして、コパンダは大絶賛!!! です。
あややの日に1回、梨華ちゃんの日にあと2回見ることになっていますが、なっちの日も行きたいとか、よっすぃ〜の「大臣の願い」は何度でも聴きたいとか、この夏の思い出は「リボン」尽くしになりそうな予感。