何日君再来観劇

copanda2007-05-11

本日11日夜、観に行ってきました。
明日もヲタ活動なので、本日は手短かに。
感動しました! 梨華ちゃんに。
リボンの騎士」で培った舞台の精神や技術は、梨華ちゃんを確実に成長させていた、と嬉しさでいっぱいです。
梨華ちゃん、これから絶対に、舞台のお仕事増えると思う。こんなにハートのある芝居で、しかも全力力で取り組む姿は、いろんな人たちに信頼されるに違いないです。
つか流の力強い芝居に飲み込まれることもなく、かといって薄めることもなく、梨華ちゃんにしかできない芝居でガツンと個性を発揮していました。
芝居全体としては、20年くらい前から某御大つか氏とその弟子たちの芝居で散々観てきたスタイルだけど、その洗練された進化系を見た気はします。
今日は、GC席(中二階)最前のど真ん中という、天皇陛下の座るとこか?という席で観たので、全体が俯瞰できて、観たいところを選んで観られて、初回としてはとても良い席でした。ちょっと遠いいけど。遠いいから、雪ぐまたんは2幕からは双眼鏡プレイだったけど。
全体がよく見えたので、別の役者が喋ってるときも梨華ちゃんを見たりしてたんですが、梨華ちゃんはよく人の話を聞きていて、もう立派な舞台人だなぁと思いました。自分が目立ちたかったりする人は、人が喋っていても余計なことしちゃったりしますが、梨華ちゃんは舞台にいながらにしてすっと消えたり現れたり出来ていて、ちゃんと芝居全体のことを考えているんだと分かりました。
細かいところは、後日よっすぃ〜バージョンを観てから書いてみたいと思いますが、もう1個だけ。
カーテンコールでの梨華ちゃんのお辞儀がすごい。感動。誰よりもいちばん、深々と頭を下げているっていうか、これなんて言う立位体前屈? 小劇場出身の人たちより頭が下に。梨華ちゃんの心意気が伝わってきて、泣けてくるやら可笑しいやら。
さるもたんの観察では、2番目に深くお辞儀をしている筧さんは、膝が曲がっているのであれが限界だと。だから気持ちの上では同じくらい頭を下げているんだけど、柔軟性で梨華ちゃんの勝ち、ということなのかな。
コパンダはカーテンコールの美しい役者が大好きです。白石加代子さんとか石井愃一さんとか。本編がさほど楽しめないときでも、カーテンコールが観たくて我慢して観ることもあります。
白石さんや石井さんといったベテランとは風格が違いますが、今の年代で出来る最大限にハートのある美しいお辞儀だと思いました。
あと、よっすぃ〜があのアイドル衣裳をどうやって着こなすのかってことだけが心配です。ピンクの膝丈ひらひらワンピースに、ピンクのヘアバンドに、ピンクのでっかいウエストリボンに、赤ピンクのエナメル靴に、白いひらひらソックス。恐いもの見たさでむしろ見たい気もしますが、せめてブルーとかにしてもらったほうがよっすぃ〜の心はまだ落ち着くのではないかとか、ズボンにはしてもらえないだろうなぁとか心配しながら見ちゃいました。
けっこう出ずっぱりの役だし、長ゼリもあるし、段取りも多いし、奈落の使用頻度も高いし、怪我をしないように務めて欲しいです。
終演後、雪ぐまたんはCD買って、en-Rayさんにサインしてもらっていましたw 雪ぐまたんはかつてテレサヲタだったんだって。梨華ちゃんテレサがリンクしたということだけでも泣けてくるんだって。で、「テレサ聴こうテレサ聴こう」ということで、雪ぐまたんのうちで所蔵のテレサベストを聴きながら、みんなで合唱。深夜に歌声喫茶と化した雪ぐま邸でした。